ブラック環境から脱出して幸せをつかみ取る!!

ブラック研究室から脱出し、社会で幸せになる男のブログです

ブラック研究室で身についた精神力は意外と強かったが役に立たない…

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私はブラック研究室出身ということは何度もブログで書いています。

campus-life.skies1557.com

そして、ブラック研究室から脱出して、社会人1年目になったときの感情もブログ記事で残しています。

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社会人2年目になる私が、先ほど読み返してみましたが、あの時の感情とは同じことが多いですが、異なるところもあったので少し紹介しようと思います。

 

変わらない感情

変わらない感情としては、今の環境を幸せに感じているということです。この環境にいられることに感謝し続けています。

詳細に挙げると以下の3点だと思います。

拘束時間に応じてお給料がいただける

社会人になって一番の変化点はお金がいただけるということです。時間を拘束されているので、当たり前だと思うかもしれませんが、大学院という環境では当たり前ではありません。

さらに、1年目とは違い、任される仕事量が増えてきて、それに応じて残業が発生してしまうことがあります。残業すると拘束時間が長くなるので良くないという側面もありますが、その代わりに割り増しで残業手当をいただくことができます。

仕事を時間内に終わらせることができないという私に責任があるにもかかわらず、お金をいただけるとは何とすばらしい環境なのかと思いました!!

先輩・上司が優しく教えていただける

社会に出ると個人の勉強の場ではないから、失敗すると周りに迷惑をかけてめちゃくちゃ怒られるとブラック研究室の教授からは怒られていました。

しかし、実際に社会に出ると、先輩・上司が優しく教えてくれて、とても勉強になります。確かに失敗するとお叱りを受けることがありますが、なぜ失敗したのか、どうすれば良かったのかを一緒に考えてくれます。そのため、2度と同じ失敗をしないように勉強しようという意欲がわきます。

研究室にいたときのような「なぜ怒られているのか分からない状態」にはならないので、ストレスに感じることはないです。

帰宅が日を跨ぐことがない

2年目になり残業時間が増えたといいましたが、日が跨ぐことがありません。というよりも、どんなに遅くても21時を過ぎたことはありません。

しかも、帰りが遅くなってしまった日の帰り際と翌日に上司から「私のマネジメントがうまくいかなくて、遅くまで残らしてしまった。申し訳ない、とても助かったよ」と謝罪と感謝をいただきました。

むしろ、このときは私の報連相が足らず、ギリギリになってしまったのが要因だと思っていたので、驚きが隠せませんでした。

研究室時代は、教授の成果を出すために日を跨いで実験を行っていました。もちろん、教授は夜の街に出かけています。(コロナ禍になった今何を楽しみに生きているのかなと思う時もありますが、ああいう人は関係なしに遊んでいるんだろうな…)

以上のように今の幸せな環境に満足して、感謝しています。

 

変わってしまった感情

新入社員時代から変わってしまったことがあります。目が濁ってしまったという奴かもしれません。良い環境にいられてしまうからの背反かもしれませんが、自分にとっては良くないことなので、改めていきたいです。

自由時間を大切にしなくなった

一番は自分の時間を大切にしなくなりました。研究室時代は26時に帰ってから何かをしないといけないという感情がありました。眠すぎて寝てしまったときも、朝早く起きて何かをしなければいけないという気持ちもありました。

その気持ちからブログを始めたので、今こうして記事を書いている自分がいます。

しかし、自由時間があるといつか何かしようという消極的な感情になってしまいます。「暇だし、いつかやれるから大丈夫」という気持ちです。

そのため、ブラック研究室にいたときの方が、「大学にいないときのやる気」はとても満ちあふれていました。

ブログで例を挙げると、今の自由時間と学生の時のやる気があれば毎日更新できてるはずなのに、できていないです…

仕事だけやればいいというマインドになることがある

自由時間のやる気がなくなった分、会社にいるときには、お給料いただける分働こうという気持ちがあります。

よく聞こえますが、仕事だけやればいいと思っているだけで、全く能動的ではないように感じます。

なんというか、あまり成長に繋がらない姿勢というか…私があまり好きではない人の姿勢に自分がなってしまっています。(ブロガーながら言葉で表現できないという悔しさ…)

会社の不満点・改善点に気づけない

私は今の環境に満足してしまっているので、会社の改善点には気づけないです。同期が「会社のこのシステムが不便だよね。非効率だよね。」という話をしているのを聞いて、そんな視点があったのかと、いつもびっくりしています。

会社は労働奴隷が必要なのではなく、会社をよりよくしていこうという人材が欲しいはずです。

そのため、若者特有の視点を持つ同期はどんどん必要とされて、出世していくのだろう名と感心してしまいます。

満足という裏には、何も見ていない、受け流してしまっているという側面があることに気づかされました。

学生時代にブラックな環境を体験していなければ、不満点が見つけられる視点を持てただろうにと後悔しています。

ブラック研究室を脱出すると、社会が天国になり何も気づけない人間になっている

社会人2年目になって気づいたことは、「ブラック研究室を脱出すると、社会が天国になり何も気づけない人間になっている」ということです。

つまり、地獄のような体験のせいで、社会で必要とされる能力が閉じ込められてしまっています。

社会が楽しいなと思ってしまう反面、ロボットみたいになってしまった自分がいました。それを見直して、仕事とプライベートを満喫していきたいです。