平成31年度大学入試センター試験まであと一ヶ月となりました。
僕は諸事情により2回受けていますので、一般の方より経験値があります(笑)
なので、いろいろアドバイスをしたいと思います。
この記事では受験生になってからちゃんと勉強していた人向けです。
勉強をサボってしまった人はこの記事とは違う対策を行わないといけないのでこちらの記事を読んでください。
センター試験一ヶ月前にやることは大きく分けて2つ。
センター対策
センター試験対策ちゃんと勉強していた方のセンター試験対策は演習をしっかり行うことです。
これを行わないと今までの勉強が無駄になること間違いないです。
一方、今まで勉強していた人は演習を行うことにより成績が大幅に上がります。
勉強していなかった人は演習してもそこまで成績が上がらないので、今までの努力が報われ、差をつけることができます。
センター試験の演習を行うことに注意点があります。
一つは受験科目すべての演習をまんべんなく行うこと
受験勉強をするときどうしても苦手科目に集中してしまいます。これはまんべんなく点数をとらないと合計点数が高くならないためです。
このような試験の制度は日本教育の弊害だと思いますがここでは触れないで起きます…しかし、苦手科目は努力が報われるか分からないですし、これにより得意科目までこけてしまったら目も当てられません。
人は得意科目でもやらなければどんどんできなくなっていきます。センター試験は時間との勝負です。考えるより手が勝手に回答するというレベルまで慣れなければならないので、得意科目であろうが苦手科目であろうがまんべんなく多くの演習を積む必要があります。
二つ目は6:4の法則
実際に問題を解く時間が6、解いた問題の答え合わせと勉強をする時間が4が一番最適だという法則です。
つまり、国語と英語以外の試験時間が60分の科目での演習では、問題を60分で解き、答え合わせを40分行います。
やり方は単純、問題は実際の試験と同様に解きます。ここで気をつけることは分からない問題は適当に答えて、合っていれば点数にしていいですが、適当に答えたというマークをしておくことです。
その後、答え合わせを行い。40分で復習します。復習は間違っている問題と感で答えた問題の解説を読んで分かる問題を次回は絶対に得点できるようにします。
そういう問題は以前に勉強していても、回答を導き出せなかったという最終工程ができなかった問題です。
せっかく勉強したのにあと一歩で得点できていないという非常にもったいない問題なので、しっかり復習して本番ではしっかり得点できるようにします。
復習をしていると解説を読んでも分からない問題が出てきます。
しかし、これに深追いしてはいけません。この問題を得点にするには非常に手間と時間がかかります。
試験の1ヶ月前ではこれらの問題を解けるようにするのは効率が悪いです。
試験の1ヶ月前は解けるはずだった問題を確実に得点につなげるための期間です。
これが一番効率よく得点アップできる道です。
やってみると分かると思いますが、「この問題は解けたはずなのに」という問題がたくさん出てきますので、確実に解けるようにしましょう。
問題演習に最適なのは過去問です。最新から昔の過去問へ解いていくことをおすすめします。
過去問は二度と出ないと思うかもしれませんが、大学入試センター試験センターは過去問も出すこともあると宣言してます。
試験に一番近い問題は過去問であるのでこれをできるだけ多くこなす子をおすすめします。
追試験の問題は少し難易度が上がるので無理してやる必要はないですが2000年より前の本試験の過去問をやるよりかは今の試験に近いので、そこまでやった人は追試験をやってもいいでしょう。
2次試験の対策(記述式)
センター試験1ヶ月前になると対策を行わなくなってしまうのが、2次試験の対策です。
しかし、偏差値の高い大学ほど2次試験の配点が大きくなっていきます。
記述式の対策をせずに、マーク方式ばかりをやっていると腕が鈍ってきて、センター終了後の1ヶ月で間が戻せなくなってしまいます。
一日につき大問1題でもいいので毎日やることをおすすめします。
今までの勉強が報われるように、失速せずに頑張ってください。